3/10~3/14の出来事・ウクライナ・クリミアはどうなる?

3月10日(月)から14日(金)までの市場で興味のあった出来事は以下の話題。

  • 中国経済指標が相次いで鈍化
  • ニュージランド政策金利を2.5%から2.75%に引き上げ
  • ウクライナ問題
  • 消えたマレーシア航空機
  • 日本の株式市場下落

中国経済指標が相次いで鈍化

3月8日~9日に発表された中国の貿易収支とCPIとPPIはどれも予想を下回ったものになった。貿易収支は145億ドルの黒字予想に対し結果は229.9億ドルの赤字、CPIは2.1%の予想に対し結果は2.0%、CPIは-1.9%の予想に対し、結果は-2.0%となった。

さらに2月小売売上高は13.5%の予想に対し結果は11.8%、2月鉱工業生産高は予想9.5%に対し、結果は8.6%と軒並み予想を下回った。

ニュージーランド準備銀行(RBNZ)が政策金利を2.5%から2.75%に引き上げ

3月13日にニュージーランド準備銀行は政策金利を2.5%から2.75%に引き上げた。利上げは国内のインフレ圧力を抑制にするためのもので、さらに1.25%の利上げを今年中に実施する可能性があることを示唆している。

ニュージランドドルは市場が利上げを事前に予想していたので上昇を続けていた。

ウクライナ問題

ウクライナ問題は全く収まっておらず、クリミアのロシア編入に関する住民投票が16日に行われるが、ロシア以外のG7はこれを国際法違反だと表明。一方ロシアはクリミアの住民投票は国際法に違反していないと発表。もし住民投票が行われてクリミアのロシア編入が決まれば、欧米はロシアに対して経済制裁などの措置を行うとしている。

もしそうなると、ロシア側は欧州行きの天然ガスのパイプラインを停止する報復活動を行うかもしれない。しかしそれを行うとロシア側の外貨獲得にも支障をきたす恐れがある。

ロシアは今回のウクライナ問題のために、ルーブルが売られ、ロシアの株式市場も今年に入って25%以上下落している。これでさらに欧米が経済制裁を行うと、ロシア国内での不満が高まる可能性が考えられる。


Ukraine Crisis Continues As The Crimea Prepares To Vote In The Referendum

2014年3月10日

消えたマレーシア航空MH370便

3月8日にマレーシアのクアラルンプール国際空港から北京空港に行く予定だったマレーシア航空MH370便が、離陸1時間後に消息を絶った。乗客数は239人。この墜落を受けてマレーシアやベトナムや中国など各国が、MH370便の捜索を行っているがまだ見つかっていない。

最近の米国が発表した情報によると、MH370便は消息を絶った後に4時間以上の間、西の方へ飛行していたようなpingが送信されていたということで、捜索範囲はインド洋にまで広げられる可能性があるという。

それにしても今回のことで、航空機というのはレーダーを切れば、どこにいるのかも把握できないということに驚き、GPS機能も働かないというのもわかり、今の時代にこんなことが起きるとは思いもよらなかった。

日本の株式市場下落

月曜日から中国の指標が冴えず、中国の銅価格が大幅に下がり、中国当局はシャドーバンキングによるデフォルトを容認する発言をした。

さらに、消息不明のマレーシア航空機はテロの可能性もあるとささやかれ、ウクライナのクリミア住民投票後が不透明という理由から、日経平均はその煽りを受けて1週間で869.87円下落、ドル円は103円台から101円台前半まで下落した。当分日経平均とドル円の上昇は期待できなくなってしまった。

1月6日-3月14日 日経平均株価

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