3/31~4/4の出来事・チリ沖でM8.2の地震が発生

3月31日(月)から4月4日(金)までの市場で興味のあった出来事は以下の話題。

  • チリでM8.2の地震発生
  • ECB政策金利発表
  • 米国3月雇用統計

チリでM8.2の地震発生

日本時間の4月2日8時46分頃にチリ北部沿岸でマグニチュード8.2の巨大地震が発生。チリでは約2メートルの津波も発生。1960年に起きたチリ地震による津波が日本に到達して大きな被害が出ているので、太平洋沿岸に津波注意報が出されていた。

翌日の朝6時に久慈港で20センチの津波第1波を観測。その後も各地で津波が確認されたが大きな被害はなかった。地球の裏側にあるチリと日本との距離は約17,000キロメートルも離れているが、津波はわずか1日もかからずに到達している。

時速でいうと17000km/22h=772.72km/hとなり、津波の速度は航空機並であり、改めて地震の恐ろしさがわかる出来事だった。

ECB政策金利発表

ECBは4月3日に政策金利を従来通りの0.25%とした。その後のECBのドラギ総裁の記者会見では、QE(量的緩和プログラム)について議論したと発言した。ただEUは米国のような資本市場に基づいた経済ではなく銀行型経済なので、QEをするなら慎重に設計しないといけないと述べた。QEへの警戒感からユーロドルは1.38ドルまで上昇した後、1.37ドル付近にまで下落した。
ECB Introductory statement to the press conference (with Q&A), 3 April 2014

市場型経済と銀行型経済の違いを分かりやすく説明すると、資産を株で持つのか、銀行に預金するのかということである。QEは株式市場で効果を発揮しやすくなるので、株が上がれば資産も増えるということになり、米国型経済にとってはいい影響を与える。しかし、株などの金融資産を持たずに、銀行に預金しておくことを良しとする銀行型経済では、低金利や量的緩和はあまり効果が出ないのである。

だからEUで量的緩和をしても、果たして欧州経済にとってどれほどの効果があるのかということをECBは危惧しているのであろう。特にドイツは銀行重視なので、低金利政策には慎重的なのかもしれない。

Image: Frankfurt City Feature

米国3月雇用統計

4月4日に発表された米国の3月雇用統計は、予想の20万人増に対し、結果は非農業部門雇用者が19.2万人増となった。失業率は予想6.6%に対し、結果は6.7%だった。ドル円は104円台まで上昇したが、その後103.2円台にまで下落、ダウは150ドル以上下落した。日経平均は来週も重い展開になりそうである。


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