イラク空爆で日経平均400円以上の下げ/ドル円は元の居場所に(8/4-8/8)

8/4(月)-8/8(金)は週末金曜日に米国がイラクへの空爆を承認したことで、日経平均が400円以上下落。

日経平均454円安

先週までの市場では、ウクライナとロシアの問題や、イスラエルとガザ地区の紛争がリスク要因とされていた。そのウクライナ問題では、ユーロ圏内の経済に影響が出るとの考えから欧州株は売られており、米国では7月31日にダウが300ドル以上下げた。

それを受けて日本株の方にも波及して8月5日あたりから売られ始めたようだ。そこに金曜日、オバマ大統領がイラク空爆の承認を発表してから、日経平均はネックラインの1万5千円台を割り、前日よりも454円安の14778.37円で引けた。

株式市場の雰囲気が変わってきたようである。世界各地で続く紛争による経済リスクだけでなく、西アフリカのエボラウイルス拡大も深刻な問題である。このような懸念材料は今まで過熱気味だった株式市場を冷やす可能性があり、しばらく調整期間に入る恐れがある。

エボラパニック

エボラはパンデミックが心配だ。日本の満員電車にエボラウイルスキャリアが、乗車したらと考えると本当に恐ろしいのだが大丈夫なのだろうか?エボラウイルスの潜伏期間は7日-3週間と、SARSの潜伏期間2日-10日程度を考えると長く思える。日本では流行しないと厚労省が述べているが安心はできないだろう。

豪ドルは売り継続

豪ドル/米ドルは売り傾向で0.92ドルで下げ止まるかどうかが焦点。今週発表の豪雇用統計が6.4%と先月の6.0%から悪化したことで豪ドルが売られている。

失業率が0.4%も跳ね上がったのは調査方法を変更したからだと説明しているが、それでも市場にインパクトを与える数字なだけに、今度は利下げの可能性を考えないといけない。そうなると豪ドル/米ドルは売り継続と考えられ、チャート上でもネックライン0.92ドルのヘッド&ショルダーで考えると、最大0.90ドル付近までは下げる可能性が出てくる。
豪7月失業率、12年ぶり高水準の6.4% 利下げ観測強まる ロイター

米ドル/円は元の居場所に

米ドル/円は三角保ちあいから上抜けつつあったのが、また1ドル101円-103円のレンジに戻ってしまった。その日の終値で103.0円を超えないと、円安方向に進むことはなかなか難しいようである。

財務省が発表した2014年上半期の経常収支では5075億円の赤字だった。貿易赤字が2.6兆円増えて、6兆円にまで拡大したのが原因である。
平成26年上半期中 国際収支状況(速報)の概要

いつも思うのだが平成で表記する意味はあるのだろうか?西暦で表記してもらわないと混乱してしまう。


PR