日銀、年間約60~70兆から80兆円へ量的・質的金融緩和を拡大

日銀は10月31日にこれまで行ってきた量的金融緩和をさらに拡大すると発表。これにより為替相場では、ドル円が109.3円から111円台にまで円売りが加速。日経平均は15,900円台から16,413円まで買われて年初来高値を更新し、前日よりも+755円上昇した。

今回の日銀政策の変更点

日銀 「量的・質的金融緩和」の拡大(13時44分公表) [PDF 294KB]

1.
(旧)マネタリーベースが、年間約60~70兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う。

(新)マネタリーベースが、年間約80兆円(約10~20兆円追加)に相当するペースで増加するよう金 融市場調節を行う。

2.
(旧)長期国債について、保有残高が年間約50兆円に相当するペースで増加し、 平均残存期間が7年程度となるよう買入れを行う。

(新)長期国債について、保有残高が年間約80兆円に相当するペースで増加し、 平均残存期間が7年~10年程度(最大3年程度延長)となるよう買入れを行う。

3.
(旧)ETFおよびJ-REITについて 、保有残高が、それぞれ年間約1兆円、 年間約300億円に相当するペースで増加するよう買入れを行う。

(新)ETFおよびJ-REITについて 、保有残高が、それぞれ年間約3兆円、 年間約900億円に相当するペースで増加するよう買入れを行う。新たにJPX日経400に連動するETFを買い入れの対象にいれる。

以上のことを日本銀行は、政策委員会・金融政策決定会合で、全員一致で可決とはならずに、賛成5反対4で決定している。

市場にとっては、日銀がここでさらに量的緩和を拡大すると予想していなかったために、かなりのインパクトを与える結果となった。ただ、これで日本政府は、消費税を10%にあげやすくなったと言えるのかもしれない。

そして、ドル円は112円をハイペースで目指すことになるかもしれない。


PR

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>