終戦記念日を経て

8月15日は日本にとって忘れてはいけない終戦記念日である。この時の教訓をずっと持ち続けることが日本人としての義務なのは確かである。だから今週は為替のブログはお休みにして、戦争のことを考えることにする。

太平洋戦争後朝鮮戦争勃発

終戦後、中国とソ連の協力により北朝鮮が朝鮮戦争を仕掛けた。北朝鮮の攻撃は強力であり、米国の力がなければ韓国と日本が共産化してしまったのは間違いない。

朝鮮戦争で戦死した人を祀るために作られた韓国ソウルの国立墓地

戦前の日本は共産主義国家

米国抜きで日本の繁栄はありえないのに、真珠湾で先制攻撃をしてしまったことで孤立を招き、敗戦は当然のこととなった。多くの若者が国に命令されて、この勝ち目のない戦いで死んでいったのである。

あの戦争を総括してこなかった日本はこれからが心配である。戦争を遂行するためには、あくまでも国会議員の承認が必要なはずである。しかし戦後その時の議員、いわゆる共産主義者の多くは、自民党に転向した。戦争の中枢にいた為政者の2世3世のために、あの戦争責任がなかなか問われないのが残念である。

この国が大陸で、太平洋で何をどういう意図でやったのかがあまり伝わってこないし、教えられもしない。明治維新以来の天皇制や神道主義の強制、軍人である東条英機がいきなり首相になったりするなど、一部の為政者たちが勝手に推し進めている過程で悲劇は起こった。

そこに国民は不在なのである。これではまるで平安時代のように、大衆の姿が見えない貴族社会と変わらない。日本には薩長が鎌倉時代以前のシステムである天皇制支配を大義に明治維新を行って以来、それ以外の者を排除するイデオロギー的なものが、いまだに存在するのではないだろうか?

為政者側の都合だけを考慮した歴史しか見られないのは、その国の国民にとって不幸である。そして歴史を重視しない国はそこで途切れてしまい、滅んでしまうかもしれない。

靖国神社

戦後の自民党

戦後の自民党というものは、米国のCIAによる資金援助によって作られた。CIAというのは相手国の諜報活動や工作活動を行う機関である。金銭的な支援は1970年代あたりまで続けられていたという。それは共産主義国家と米国との戦いに日本が協力する条件で行われ、さらには日本の共産化を防ぐ狙いもあった。

金銭のやり取りは最初は直接だったが、やがて企業を通して行われるようになったという。企業献金という形であれば怪しまれずに済むということのようだ。しかしこのようなことは、米国以外の国もやっていたかもしれない。

日本ではそのような活動が相手国からするとやりやすい国だとよく言われる。安倍政権が日本版NSCをつくるらしいが、恐らくこれは大変なことだと思う。危険な作業なので、果たしてそれが日本に出来るのか不明である。しかし、もっと早くに出来ていれば拉致などの犯罪は防げたかもしれない。

敗戦後、戦争をしていない日本は素晴らしいが、あまりにも無防備だと国家の一大事を招くことがあることを知っておかないといけない。米国のケネディ大統領の暗殺犯はキューバを支持し、ソ連の大使館や諜報部員と通じていたと言われている。

世界では今もなお紛争が絶えない。このような戦争を終わらせるためには、世界中から武器をなくすことでしか実現できない。そうすれば悲劇は食い止められるはずである。そのようなことに日本が積極的に関わることができれば、あの敗戦を教訓にできたと言えるのではないだろうか?とにかく戦争を起こす指導者は最低であるという世界にしないといけない。

米国アーリントン墓地 墓石の上に戦没者の宗教が刻み込まれている


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